ドクターマリオ対人戦に向けての徹底攻略 その3 おじゃまと同時消し編

ドクターマリオ講座3回目です。
その2はこちら
今回は同時消しやおじゃまカプセルについて解説していきます。

■おじゃまカプセルの発生仕様について

ドクターマリオFC版のおじゃまカプセルの仕様について触れておきます。
基本的には最近出ているドクターマリオシリーズと同じようですが、微妙に違う部分もあるため注意が必要です。

・2ライン同時消しでカプセル2個
縦、横どちらで消した場合でも2ライン同時消しで2個送ります。
縦と横の複合でも同様で、同色でのクロス消しも含まれます。

・2連鎖でカプセル2個
連鎖をするとカプセルが2個送れます・

・3連鎖、4連鎖でそれぞれカプセル3個、4個
連鎖数に応じて送れるカプセル数が増えていきます。
連鎖中に同時消しが発生した場合、その分も上乗せされます。

・同時に送れるカプセル上限は4個まで、それ以上の連鎖は全て4個に
5連鎖分以上のおじゃまは全て4個になってしまいます。
対戦においては大連鎖は必要ありません。

・送れるおじゃまカプセルの色はランダム
ファミコン版のおじゃまカプセルは色がランダムです。
3DS版などの対戦では、消したカプセルの色に対応したおじゃまを送るようなので注意。

おじゃまの基本仕様は以上のようになっています。
また、対戦においておじゃまカプセルは相手の連鎖の妨害だけでなく、落下スピードの遅さが非常に重要な意味を持っています。
おじゃまカプセル落下中は一切操作ができないため、相手の手を止める事ができます。

例えば、2連鎖→おじゃま2個落下中に更に2連鎖と攻撃すると、相手は次の手を引けずに2連続でおじゃまカプセルの落下を待たなければいけなくなります。
この落下時間のアドバンテージを得るために、4連鎖が作れる場面でも2連鎖2回に分割した方が強い場面が多々あります。
3連鎖でも、あえて連鎖を1つ減らして次の2連鎖あるいは2ライン消しのためのタネとして仕込む方が強い事もあるでしょう。

連続攻撃時の注意点

おじゃまカプセルの落下は、「その時点で相手が操作しているカプセルが接地後」または「その時点で相手に落下中のおじゃまカプセルが接地後」に開始します。
それまでは送ったお邪魔カプセルは保留状態になっているわけですが、保留中に次の攻撃をしてしまうと、おじゃまカプセルが合算されてしまいます。
例えば2連鎖を素早く2回行った場合に4個のカプセルが同時に落ちるといった具合に処理されるわけです。

これでは分割した意味がありませんし、本来得られる時間的なアドバンテージを自ら放棄する事になります。
少なくともファミコン版では落下時間が非常に長いので、分割処理の際には注意しておくと良いと思います。

■2列同時消し

2列同時消しについて解説していきます。
基本的に2列同時消しをしようとする場合は、2ラインが隣接している必要があります。
同色でも異なる色でも問題はありません。

おじゃまを送る手段の中で2列同時消しが最速です。
連鎖の場合は、段差のズレの分だけカプセルの落下時間が発生するため発生が遅れますが、同時消しでは特殊な場合以外では即時消えるためです。
画像では縦同時消しですが、もちろん横での同時消しでも問題ありません。

注意する点としては、同色と異なる色での同時消しでは、発火ツモの引きやすさが違ってきます。
同色の場合は同色カプセルを引くまで保留になってしまう一方で、異なる色の場合はABパターンかBAパターンを引ければいいわけです。
つまり優先度は 異色パターン>同色パターン となります。
意図的に同色消しを組む場合は異色パターンを積極的に採用すると良いと思います。

一方で、ドクターマリオのツモパターンには同色カプセルが連続で何手も降ってくる場面が多々あります。
(前回も紹介したドクターマリオ (FC) 資料で確認できます)
これは3手目あたりで反応できれば、同色2列を即時組みに行って攻撃に利用できるので頭に入れておいて損はありません。

また、このような場面では真ん中の2列を使ってしまうと両端が残って同時消しができません。
おじゃま効率だけで考える場合は、左右で2回同時消しをした方が強いです。
ただし、相手からおじゃまを受けた場合にふさがってしまう可能性が高いので、相手の保有している連鎖を把握できていない場合は保留しすぎるのも危険です。

■クロス消し

次に特殊な2列消しのクロス消しについてです。
クロス消しにもパターンはいくつかあるので例を紹介しておきます。

まず紹介しているのは縦横の同色同時消しです。
縦横同色の場合は、それぞれ消えるラインの端部分が交わるように配置すると欲しいカプセル1個だけで発火できます。
消えるラインの中で交わるような配置だと同色カプセルをツモる必要が出てきます。

また、異色での縦横消しも可能ですが、かなり難易度が跳ね上がります。
参考までに画像は用意しましたが、これが瞬時に見える人はかなり上級者だと思います。

まずは同色クロス消しだけ意識できるようになれば良いんじゃないかと思います。
クロスを意識する配置としては横2ウイルスを起点として、その斜め下に同色の縦2ウイルスが存在しているケースです。
意識しておくだけで、かなりクロス消しが成立する場面が増えると思います。

起点の左右の列の1マス下に同色縦2があるケース。
比較的見つけやすいが、特殊ケースを除いて同色カプセル待ちになる。

起点の左右の列の2マス下に同色縦2があるケース。
見つけにくいが、ハーフカプセル待ちなので消しやすい。

今回はここまで。
次回はたぶん連鎖について書きます。

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