WiiUゲームパッドのスティックを自分で修理する方法。

スプラトゥーンをプレイしているとLRのスティックが壊れる事が多いようです。
他に壊れやすい部分としては液晶割れや充電関連だと思います。
液晶やタッチパネル自体の交換修理も可能ですが、
今回は一番簡単なスティック基盤の交換のみ紹介します。

スティック基盤の交換のみであればネジ留めとコネクタの抜き差しのみで完結できます。
フレキケーブルなどは触れずに作業できるので初心者でも簡単に行えると思います。

※自分で作業する事で公式サポートが受けられなくなる場合がありますので自己責任でお願いします。

【準備する道具】

・Y字ドライバー
・+ドライバー
・-ドライバー（なくても可）
・交換用基盤

普通のドライバーは各家庭にあると思います。

Y字ドライバーは一般家庭にはなかなか無いと思いますが、
ゲーム機の分解には必須になります。
安いものだとAmazon等で100円以下で入手できます。

交換用基盤はLRそれぞれ必要なものを用意します。
修理業者の通販やAmazon、秋葉原にあるパーツショップなどで入手可能です。
ショップによってはLRのセット販売の場合もありますが、
バラ売りしているものだと1000円ちょっとで購入する事ができます。

ちなみに液晶などのパーツも販売されています。
場合によってはジャンク品を入手して分解して入手することもできますが、
WiiUゲームパッドのジャンク品自体が5000円程度が相場のようです。
大抵の場合はパーツ単体で購入した方が安くなるかと思います。

スポンサーリンク

【交換手順】

■ネジの目隠しを外す

周り10本のネジを隠すシールがはってあります。
剥がすタイミングは前後しても構いませんが、とりあえず先に外しておきます。
今回は-ドライバーで剥がしましたが先が尖ったものなら何でも良いと思います。

■バッテリーカバーを外す

+ドライバーでネジを2本外します。
ネジはカバーにくっついているので完全に外す事はできません。

■バッテリーを外す

コネクタを指で抜くだけです。簡単です。

■カバーを外してコネクタを抜く

カバーを固定している10本のネジを外してカバーを開けます。
10本のネジはY字ネジです。

カバーを外すと写真の位置にコネクタが接続されています。
外す際にコードを引っ張ってしまわないように注意しましょう。
コネクタ自体は指で抜けるので基盤を抑えて上に引っ張って抜きましょう。

カバーを外すとこんな感じになります。

■ZLを外して白い部分のネジを外す

R側も基本的に同じ作業なので読み替えて作業してください。
今回はL側の交換なのでZLを外します。
写真のように上にあげた状態で横にスライドさせると簡単に抜けます。
別に外さなくても作業できますが邪魔なので外しておくと良いでしょう。

その後、ZLの土台となっている白い部分のネジを外します。+ネジです。
4本くらいあるので全部外します。L付近のネジが少し見えにくい場所なので注意しましょう。

白い部分からはフレキケーブルがメイン基盤に接続されています。
本来は外して作業した方が良いのですが、
初心者だとフレキは触りたくないと思いますので外さないで作業してしまいます。
ケーブル損傷しないよう注意してください。

■スティック基盤を外す

白い部分をどかすと写真のようになっています。
Y字ドライバーでネジを2本外します。

同時にメイン基盤に接続されているケーブルを抜きます。
指で抜けますので横方向に抜いてあげます。
ケーブルは使いまわしますので丁寧に扱いましょう。

■あとは基盤を取り替えて元に戻せば完成

基盤を取り替えて元に戻していけば完成です。
写真は代わり映えしませんので新たには掲載しません。

注意点としてはケーブルをしっかりと接続することです。
一番最初に外したコネクタを接続しなおすのを忘れる事が多いようです。

交換が完了しましたらカバーを閉じて動作確認を行います。
裏のY字ネジ10本を全てとめてしまうと接続忘れ等があった場合に面倒なので、
2本くらいで仮どめをして動作確認をしてしまいましょう。

スポンサーリンク