MagicalStoneはぷよぷよ通を忠実に再現しe-Sports化を目指したゲームです。
まだ正式版でのリリースではなくオープンβ版のため利用出来るコンテンツは全て無料です。
正式版では課金要素はあるものの基本は無料のゲームとして展開していく予定のようです。
MagicalStoneはぷよぷよのクローンゲームとしてリリースされました。
そのため著作権的に問題があるのでは?といった声が多くあがっているようです。
その他にも会社自体の問題についてなど既に様々な記事が作成されています。
考えるべきことは山ほどあるとは思いますが、
ひとまず権利問題をクリアしていると発表されていますので信じることにします。
関連していそうな記事
・『ぷよぷよ』のe-Sports化をうたう『Magical Stone』が正式発表、PC向けにベータテスト開始。セガとは合意の上とコメント(IPFbiz 知財・会計・ビジネスニュース)
・MagicalStoneについて(これえんのざっきろぐ)
■MagicalStoneをプレイした感想
実際にプレイしてみた感想としてはゲーム部分の再現度は非常に高いように感じます。
一部バグなどもあるようですがバージョンアップで対応してもらえるでしょう。
またマッチングまわりのシステムは非常に優秀でテンポよく対戦する事ができます。
UIはお世辞にも良いとは言えませんので正式版リリースまでに改善することを期待します。
概ね高評価をつけたいのですが問題点もいくつか存在します。
まずはプレイ中のラグや同期ズレについてです。
当然プレイヤー間の回線問題もあるとは思いますが、
どうやらサーバー側がパンクしている事もあるようです。
インターネット対戦ゲームの永遠の課題となるとは思いますが何とかして欲しい部分です。
ゲームのプレイはデフォルト設定でキーボードプレイになっています。
コンフィグにてパッドへ変更することも可能です。
ただし現バージョンではPS4コントローラーが使用できないという報告が多いようです。
私もPS4コントローラーを接続したところ挙動がおかしく利用できませんでした。
キーボード入力にしてJoyToKeyでキー割り当てをしてあげることで対策できました。
同様の症状が出る人は一度試してみてください。
また、このゲームの話題となっているポイントに声優が挙げられます。
ぷよぷよ同様にプレイヤーキャラクターを選択するのですが、
キャラクターボイスで一般的な声優さんに混じってゲーム実況者のもこうさんが参加しています。
賛否あるかもしれませんが概ね好評のように感じます。
話題性という意味では成功と捉えて良いのではないでしょうか。
ランダムマッチングの画面ではこのように戦績や勝率、レート等の情報を閲覧できます。
また対戦したヒストリー等も表示されるため本家のぷよぷよと比較して情報量が多いです。
撮影したタイミングでは時間帯が悪くプレイヤーが少ないのですが、
ピーク時には400人を超えるプレイヤーが同時に対戦をしてるようです。
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■MagicalStoneと課金要素
ゲームは正式版では課金要素を用意するとの事です。
現時点でどのような要素で課金を促していくのは不明です。
基本プレイについては正式版でも継続して無料とのことです。
恐らくキャラクターの追加やスキン変更などが対象となるのではないかと予想しています。
更に課金によって発生した収益の約20%をプール金とすると発表しています。
この収益の20%は大会の賞金とし、e-Sportsとして成立させるつもりのようです。
今はまだ収益はありませんが既に第1回大会については開催が決定しています。
大会賞金は優勝が100万円となっています。
■MagicalStoneの動画投稿と収益化
e-Sports化するうえでインターネットを通じた動画投稿などについては明確にしておく事が必要だと感じます。
本家ぷよぷよでは動画の投稿については認められていますが収益化については認められていません。
ぷよぷよ!!プレイ動画についての規約
一方でMagicalStoneでは動画の投稿と収益化を認めています。
ガイドライン等が見当たらなかったためメールにて問い合わせを行ってみたところ以下のような返答がありました。
その後MagicalStone公式Twitterからも発表がありました。
Magical Stoneの動画サイトへの投稿と、動画広告収益化についてご質問があったので、回答させて頂きます。
対戦プレイ配信、動画投稿は、公式に推奨しております。
収益化についても問題ございません。是非お願い致します。
— MagicalStone公式 (@MagicalStone_jp) 2016年3月27日
e-Sportsは競技者とそれを見る観客が居て始めて成り立つものだと思います。
競技性の高いゲームで公式に動画投稿やその動画の収益化を認める流れは非常に重要ではないでしょうか。
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