
ドクターマリオ講座2回目です。
今回は前回避けた横ライン消しについて解説していきます。
その1はこちら
■まずは同色カプセルでの横消しを意識
横消しを考慮する際に、いきなり複雑な形から手をつけると混乱します。
という事で、横ライン消しを行いやすい同色カプセルを使うことを第一目標にします。
そもそも、ドクターマリオのウイルスの配置はランダムではありません。
あらかじめ決められた配置の中から乱数で選ばれるという形式になっています。
そして、通常プレイでは縦横にウイルスが3匹以上固まって居る配置は存在しません。
同色で固まる場合でも2匹までなので、この2匹が並んでいる状況に対して同色のカプセルを利用していくのが第一歩という事になります。
初期配置についてはドクターマリオ (FC) 資料にて確認できましたので、興味があればどうぞ。
例えばこの初期配置の場合、最初から赤ウイルスが2匹横消しできるように並んでいます。
同色赤カプセルをツモれば1手でウイルス2匹を処理できます。
また、2匹並んでいる配置の他、同色ウイルスが2マス空けで並んでいる場面も簡単に横消しできるので注目してみましょう。
どちらの配置の場合でも、縦に消すよりも必要な手数が大きく減ります。
先ほどの盤面の場合、黄色を消すことで2マス空けの青ウイルスが見えてきます。
■横消しで画面上部の詰み回避
ドクターマリオの画面上部ではいくつかの問題が発生します。
例えば高レベルの盤面だと、「画面上部の両端にカプセルがうまく置けない」とか、画面上部でお邪魔を受けてしまい「片側だけタワーが積み上がってしまって困る」などです。
こうした状況は横消しで解消できる可能性があります。
画像はレベル20をプレイ中のワンシーン、横消しが非常に有用なのがわかります。
一番右の列のウイルスも高さがあるので、横消しを利用すると楽に処理できます。
次に、試合中お邪魔が落ちてきてタワーができてしまった!みたいな状況を再現してみました。
この状況は、タワーの土台になっている青ウイルスを横消しできればかなり改善できます。
とりあえず青を消すと、下の隙間分も含めて2マスの猶予ができます。
更に、青を消す前に青の下に黄色を仕込めれば完璧です。
青→黄の2連鎖の後に赤縦3が残り非常に綺麗な形に整います。
今回はわかりやすく盤面を作ってみましたが、実際の対戦でも意外となりがちな形です。
ちなみに、1人プレイのレベル20以上をある程度の割合でクリアしようとすると、横消し技術は必須レベルです。
横消しする事を意識しながら20レベルをプレイすると、ある程度は横の意識もできてくると思います。
■横消し段差計算の悲劇と回避方法
横消しを使うようになると、1度はかならずやってしまうミスがあります。
それっぽい盤面を用意してみました。
これ、下の黄色を先に横消しするとズレます。
ウイルスは中に浮いたままですが、カプセルは落下してしまうわけです。
一方で、上の赤から消すために赤の下に1個カプセルを配置すると、黄のラインを消す際に邪魔になります。
あらかじめ不要なカプセルを黄と赤の間に配置してズレを解消する方法で回避できますが、その場合だと赤黄のカプセルを引いた場合に2列消しができなくなります。
というわけで、この場面の場合は黄の受けを残しつつ赤から処理できるように隣の列の底上げができると良いかと思います。
今回はここまで。
お疲れ様でした。
その3へ続く
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