ゲームライブ配信サイト一覧2021

2019~2020年ごろはゲーム配信サイトの勢力図に動きがあったように思います。
最近は少し落ち着いてきた感じがするので、ゲーム配信プラットフォームについてまとめます。
オススメ度は個人的な感想なので参考までに。

YouTubeLive

動画やライブ配信で絶対に外せないプラットフォームのひとつ。
とにかく規模が大きく、軌道に乗れば収益もとんでもなく大きくなる可能性あり。
ただし、収益化の基準は高めなことと、AIや仕組みを悪用するユーザーによる誤BANも多い。
収益化するにはチャンネル登録者数1000人集めることが前提。
かなりしっかりと活動しないと厳しいラインな一方で、しっかり戦略を練れば超えられない壁ではない。

規模:★★★★★★★★★
将来性:★★★★★
収益性:★★★★★
収益化簡単さ:★☆☆☆☆
オススメ度:★★★★★

Twitch

ゲーム配信といえばここ。
以前は海外ストリーマーが中心のイメージだったが、ここ数年で一気に日本人も増えて使い勝手も良くなった印象。
とは言ってもまだ日本国内においてはメジャーになりきれていない気もする。
ゲームに特化しているので正直かなり機能面は優秀で使いやすい。
またAmazon傘下のためプライム会員だと無料サブスクが利用できたりとAmazonとの連携もあり。
ゲームスキン配布なもど行っているためゲーマーとしては無視できない。
収益化基準はかなり低く、まじめに活動していればほぼ間違いなく収益化できる。

規模:★★★★★
将来性:★★★★★
収益性:★★★★★
収益化簡単さ:★★★★☆
オススメ度:★★★★★

ニコニコ生放送

なんだかんだ言って国内のゲーム実況と言えばニコニコが強い。
以前と比べると配信環境はかなりマシになっているものの、一時期の酷かったイメージが強く残っている。
動画とライブ配信の両方をうまくカバーできる国内サービスは少ない。
また有料チャンネルや有料動画といった選択もできることから使い方次第では化ける可能性あり。
単体利用するよりはYouTubeなどと併用していくのがメジャーな印象。
実は収益化のラインがめちゃくちゃ低いというのも魅力の一つで、とりあえずクリエイター奨励プログラムに登録すればOK。
クリ奨の換金最低ラインが高めだったのがネックだったが、いつの間にかアマギフでの受け取りが可能になり受け取りやすくなった。

規模:★★★☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★★★★☆
収益化簡単さ:★★★★★
オススメ度:★★★☆☆

OPENREC.tv

あのサイバーエージェントグループが運営する国内向けのゲーム配信プラットフォーム。
シャドウバースとスプラトゥーンで一時は大きく盛り上がったものの、そこから上手くスケールできていなくてもったいないプラットフォーム。
配信されているゲームタイトルに大きな偏りがあるため人による相性問題が非常に大きい。
その規模感と比較してサイト内を回遊している視聴者数が多いため、うまいこと軌道に乗せることができれば伸びるチャンスはある。
収益化に関してはかなり難ありで、基本的に投げ銭による収益以外を一般配信者が得るのはかなり難しい。
他サイトで知名度があり公認ストリーマーとしてスカウトされた場合は別だが……。
全体としての評価は低めな一方で、スプラトゥーンやCygamesの提供するゲームがメインコンテンツの場合は例外的に数段上の評価になる。

規模:★★☆☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★★☆☆☆
収益化簡単さ:★★☆☆☆
オススメ度:★★☆☆☆

Mildom

中国の配信プラットフォームDouYuが日本向けに運営しているプラットフォーム。
その資金力でゴリ押しして有名ストリーマーやプロゲーミングチームと専属契約を次々と行っている新勢力。
配信者はランク付けされ、そのランクに応じた報酬を配信から得ることができる。
そのため配信者数はかなり増えている一方で配信されているゲームタイトルに大きな偏りがある。
何よりも任天堂ゲームの配信が禁止されていることがゲーム配信プラットフォームとしては致命的。
この制限が解禁されるかどうかが今後の行方を握っていると言っても過言ではなさそう。
また、ゲーム特化プラットフォームとうたっていたのにいつの間にか「顔出し配信強化」「実質的に投げ銭額によるランキング」「ランキングの不正問題」を抱える闇の深いサイトプラットフォームになりつつある。
収益化するための最低ラインはめちゃくちゃ簡単に超えられるが、ある程度の時給に引き上げるのは結構きつい。

規模:★★★☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★★★☆☆
収益化簡単さ:★★★★☆
オススメ度:★★☆☆☆

TwitCasting

手軽に配信できるという事で広まったツイキャス。
実際にTwitterなんかとの相性はかなり良い。
コンセプトと少しズレる気はするもののゲーム配信自体はそれなりに行われている。
恐らくアクティブユーザー数はスマホ系の配信プラットフォームでは一番多い。
ゲーム配信だけをメインコンテンツとして活動している人は少ない印象で、メインの配信とは別にサブとして利用しているケースをよく見かける。
気軽に配信したい人にはオススメしたいが、ゲーム配を本格的にやるとなれば一段評価が下がる印象。
収益化については直近3か月の累計視聴時間が100時間を超えていれば良いのできちんと活動していれば問題なく達成できるはず。

規模:★★★★☆
将来性:★★★★☆
収益性:★★★☆☆
収益化の簡単さ:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆

Mirrativ

Mirrativはスマホ向けとしては珍しいゲームがメインの配信サービス。
アバター作成機能があり、VTuberのような配信が手軽にできるのも特徴的。
スマホでゲーム実況を本格的に行いたいのであればかなり有力そう。
まだまだ利用者は少ないので、同時接続100を超えるのもかなり厳しい。
収益化については基本的に投げ銭によるもので、投げ銭から実際に受け取れる割合が低めなことと現金化する際の最低ラインが3万円~と少し渋い設定。
ギフトコードなどでの受け取りで構わない人は気にしなくて良いが、現金収入を狙うならちょっと難しい。

規模:★★☆☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★★☆☆☆
収益化の簡単さ:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆(スマホで活動したい場合)

SHOWROOM

メインはアイドルやアイドルを目指すような人向けの配信プラットフォーム。
ゲーム配信も可能で、珍しくプラットフォーム側が配信可能タイトルのリストを用意している。
残念ながら任天堂タイトルは許可が出ていないが、公式に配信OKなタイトルの一覧を用意してくれているため権利関係が非常に明確。
配信UIは独特で正直ゲームメインにするには微妙なところ。
収益に関してはメインは投げ銭で、その他の要素でもちょっとずつもらえるという感覚。
払い出しは2000円~と比較的良心的だが、投げ銭自体のマージンは高め。

規模:★★☆☆☆
将来性:★★★☆☆
収益性:★★☆☆☆
収益化の簡単さ:★★★★☆
オススメ度:★★☆☆☆

17LIVE

台湾系のスマホ向けライブ配信プラットフォームで、日本向けにもサービス展開されている。
基本的には顔出し雑談がメインなものの、ゲームライバーカテゴリを用意したり他プラットフォームで活動中のライバーへのスカウトなどの話も多い。
一見するとゲーム配信カテゴリに力を入れてるように見えるがUIが完全にマッチしていない。
基本的にスマホを縦画面で利用することが前提のUIなので、コンシューマゲームやPCゲームの配信時に画面が小さくなりがち。
また画面上に表示されるものが多いためゲーム画面が見えにくい。
収益は投げ銭がメインで、公式からスカウトされたり事務所と専属契約をするなどのパターンでは一部時給制度もある模様。

規模:★★☆☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★★☆☆☆
収益化の簡単さ:★★★☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆

ミクチャ

スマホ向けの配信プラットフォームで利用者の多くは若い女性。
ゲーム配信との相性はかなり悪いが、一応ゲーム配信機能を実装しているので紹介だけはしておく。
基本的には顔出しの雑談などがメインで、そのサブコンテンツとしてスマホゲームの配信もできるという感覚。
収益についても公認のライバーにならなければ発生しないためハードルが高い。
ゲーム配信をしたい場合には他のプラットフォームを選択するべし。

規模:★★☆☆☆
将来性:★★☆☆☆
収益性:★☆☆☆☆
収益化の簡単さ:★☆☆☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆

その他のライブ配信サービス

bilibili

中国の動画、ライブ配信プラットフォーム。
元々はニコニコ動画をリスペクトしたサービスだったが現在は完全に立場が逆転。
機能的にも使いやすくユーザー数が多いが当然ながら中国語のでサービス展開となっている。
また、アカウントが紹介制or中国語のテストだったり、一部のサービスが日本から使えないなどの制限もある。
更に言えば収益化する場合には中国の銀行口座が必要など日本から利用するためにはいくつかのハードルがあるものの、元々はニコニコリスペクトだっただけありニコニコ出身者や一部VTuber活動をしている人にとってはチャンスあり。

FacebookLive

めちゃくちゃ大手のサービスなのに日本では全然広まっていない。
海外向けに活動したい人ならワンチャンありそう?
私も少ししか見たことないですが、配信者や視聴者自体はかなり居ると思われます。
APEXでマッチしたプレイヤーがFBタグをつけて配信していたなんてことも。

Steam

配信プラットフォームかと言われると疑問は残るものの、SteamではSteamで購入できるゲームをライブストリーミングする機能がある。
(やろうと思えばコンシューマゲームなども配信できますが……。)
当然利用者はゲーマーばかりなので相性自体は良さそうだが日本のユーザーはかなり少ない。

LINELIVE

LINEもライブ配信サービスを行っている。
想像の通り基本的にはスマホで利用することが想定されていて、スマホの画面をそのまま配信する機能もあるためスマホゲームの配信などは手軽に行うことが可能。
とは言ってもやはりゲーム配信用ではないし、いわゆるゲーム系のストリーマーで利用している人は少ない。

ふわっち

雑談がメインのライブ配信プラットフォーム。
ゲームをしている人も居るが、基本的には顔出し雑談メイン。
ゲームストリーマーが活動する場ではない。

BIGO LIVE

世界的に見ればユーザーが多いが、日本人ユーザーはまだまだ少な目。
複数人でコラボする機能がありコミュニケーション重視か。
ゲーム配信自体はできるものの、ゲームだけをメインコンテンツとして活動するには少しハードルが高い。
海外向けに展開する語学力があればチャンスはある?

FC2Live

正直あまり紹介したくありませんが、一応配信はできるので……。
アダルト系だったり明らかに著作権的に問題がある配信も多いのでオススメはしない。

kukuluLive

今回紹介するサービスの中ではかなり異色の個人運営の配信サイト。
色々な支援ツールの開発も行われていてオリジナル色が強い。
元々マビノギファンサイトのような立ち位置からはじまっているらしく、個人運営とは言っても10年以上の実績がある。
ただ規模感としては個人サイトなりなので、ここから有名になっていくのは難しい。
ちなみに2015年ごろに自宅で配信中にジッポライターで火事を起こしたユーザーがおり、一時有名になったサイトでもある。

Stickam JAPAN!

その昔はそれなりに利用者が居たライブ配信サイト。
元々はアメリカのサービスで、その日本版。
当時は1つの配信に複数人が同時に映像を流すことができるコラボ機能はかなり珍しかったため、一部の界隈では人気があった。
現在はかなり小規模になっており、今から配信を始める際に選ぶプラットフォームとしては微妙。

NimoTV

一時Mildomの後追いで日本への事業展開をする動きがあったものの、上手くいかず事実上の撤退状態。
多分日本からでも配信できるとは思いますが、日本人の視聴者はほぼ居ない。

ひまわりストリーム

かなり小規模な個人サイト。
配信者数もかなり少ないので、本当に身内向けにだけまったりやりたい人向け。

この他にも海外のライブ配信プラットフォームや、国内向けでもスマホ向けでゲーム実況用の機能が実装されていないものなどもあります。
今回はあくまでも日本からゲーム実況のライブ配信を行えるサービスで、私が知っているものに限定しての紹介となります。


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