スプラトゥーンのチートについて思うこと

以前からスプラトゥーンにおいてもチートの存在は確認されていましたが、
ここ最近急激にチート使用者が増えたように感じます。
Twitterなどを見ていても以前と比較してチート遭遇のつぶやきが明らかに増えています。

オンライン対戦ゲームにおいてチートが存在するのはどのゲームにも言えることです。
それでもチートに対する認識が少しずれている人が多いように感じたので思った事を色々書いてみます。

■なぜバックアップはよくてチートはダメなのか

そもそも私個人としてはバックアップはしても良いという部分から否定的です。
確かにWiiUの仕様上何の問題もない方法ではありますが、
スプラトゥーンというゲームのゲーム性に関わってくる部分だと思います。
こうした方法で有利にゲームをプレイするのはあまり賛成できません。

とは言っても明確に禁止されるべき事でもありませんし、犯罪でもありません。
明確に禁止されていない方法である以上は他のプレイヤーが利用する事に対して文句を付ける事もないです。
これまでもこれからも同様のスタンスを取る事になると思います。

バックアップはグレーゾーンとする人も居ますが今回は問題のない行為だとしておきます。
一方でチートについては完全に黒です。やってはいけません。
その根拠としては”チートは犯罪”だからです。

もちろん心情的には他の普通に遊んでいるプレイヤーに迷惑だという部分を主張したいのですが、
それだけでは根拠として弱いと思うので法律の方向から考えていきたいと思います。

電子計算機損壊等業務妨害罪」というものがあり、簡単に言ってしまうと電子的なデータを改ざんしたり不正な利用をして業務を妨害すると犯罪になりますよーというものです。

第234条の2
人の業務に使用する電子計算機若しくはその用に供する電磁的記録を損壊し、若しくは人の業務に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与え、又はその他の方法により、電子計算機に使用目的に沿うべき動作をさせず、又は使用目的に反する動作をさせて、人の業務を妨害した者は、5年以下の懲役又は 100万円以下の罰金に処する。

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC234%E6%9D%A1%E3%81%AE2より引用

実際に罪に問われてどうのこうのという事はほとんど無くスプラトゥーンの場合は本体BAN(チート行為を行ったWiiU本体からのオンラインアクセス拒否)といった対応を取られる事になると思われます。
確かにほとんどの場合でこうした簡単な対応で済まされてはいますが書類送検まで行われた例があります。
サドンアタックにおけるチートツール使用者の業務妨害容疑による書類送検について
ニュースにもなったので知っている人も多いと思います。

この件について更に詳しい内容に触れている記事もありました。
「サドンアタック」のチート使用で書類送検された事件を神奈川県警が説明。JOGAの情報共有会をレポート&運営のネクソンにインタビュー

不正競争防止法 ウイルス罪(不正指令電磁的記録に関する罪) として立件されるケースでは企業は関係なく警察が動きさえすれば罪となるわけです。
スプラトゥーンのチートにおいても恐らくその気になれば適応できると思われます。

元々悪い事だと知ってチート行為を行っている人には何を言っても無駄だとは思います。
それでも若い世代だとチート行為そのものがどの程度悪い事なのかを知らない事もあり、
もし軽い気持ちでチートを行っている場合は実際にどの程度の影響があるのか一度考えて見ると良いでしょう。

法律についてはあまり詳しくないので間違っている部分があれば指摘してもらえると助かります。

■チートはゲームの寿命を縮める

これはまず間違いないと思います。
少なくとも私はチートが蔓延したゲームのプレイを継続したいとは思いません。

実際にマリオカートWiiなどではチートが蔓延した事もプレイをしなくなった理由の1つでした。
ゲーム自体を辞めないとしてもフレンド間でのプレイのみに限定した遊び方をするなどの対策が必要になってきます。
スプラトゥーンで例えるとレギュラーマッチもガチマッチもタッグマッチもまともに遊べない状態になり、
プライベートマッチしか遊べないような状況になってしまいかねないわけです。

上位プレイヤーは既にプライベートマッチしかやらなかったりタッグマッチではSランク以上であればウデマエの変動がありませんからチートに負けても問題なさそうに見えます。
ですが、プレイヤー人口という意味では圧倒的にライトプレイヤーが多いのは言うまでもありません。
ライト層はまだまだSランクに到達していない人もいますし、現時点では新規のプレイヤーが参入してくる可能性は十分にあります。
新規プレイヤーやライト層のプライヤーにプライベートマッチ以外まともに出来ない環境を押し付ければゲームの寿命自体が短くなるのは当たり前の事だと思います。

■チート使用を疑われないために

チート行為が悪い事だという事は理解してもらえたと思います。
そのうえで自分がチートを行っていない証明という話になるとまたややこしい事になります。

オンラインで対戦を行うゲームである以上は多少のラグや同期ズレは発生するものです。
そうした本来の挙動とは違った部分についてはデータを改ざんした影響なのか単純な通信のラグによるものなのか判別が難しい事があります。
例えば確定3発の人に3発当てても倒せていない場合だとラグで当たった判定になっていない場合とチートでギアやキャラクターのHP自体をいじっている場合などが考えられます。

このようにチートなのかラグなのか対戦中に判別する事が難しいケースは少なくありません。
しかも一度疑惑をかけられた場合には水掛け論になる事が殆どだったりします。
明確に反論するためにはチートをしていない証拠を出す必要が出てくるわけです。

はっきりと無実を証明するためには少なくともプレイ中の動画を公開する事が必要となると思われます。
私のような元々プレイを録画している人にとっては難しい事ではありませんが、
キャプチャー環境を整えるのもタダではありませんから全員に強制することは難しいです。

しかし、現実的には録画をしておく以外の自衛方法がほぼ存在しません。

ちなみにこれまでの経験上地味なチートもだいたいバレます。
ダメージまわりの数値を弄っている場合は勿論、インク回復やスペシャル増加もある程度いじっていると体感で分かる人は少なくないです。
違和感のあった部分の録画を精査すれば明確にチート行為を判別することもできると思います。
録画精査でもバレない範囲のチートであればリスクをとってまで手を出す意味もないと思います。

■チート使用者と大会やチームの今後

チート使用者については大会への参加を禁じる事が一番だと思います。
他のゲームでもそうした流れがありますしスプラトゥーンでも禁止にする流れになりつつあります。
現時点でのチート使用者は当然として過去に使用した事が判明したプレイヤーも同様です。
運営をスムーズにするうえで過去に問題を起こしたプレイヤーを出場禁止にするのは大会運営としては最低限守るべきラインだと思います。

同様にスプラトゥーンではチームや固定といった概念がありますが、チート使用者は所属できないような形にするべきです。
と言いますか大会が出場禁止にする以上は一緒にチームを組んでも出られる大会が無くなるわけですから組むメリットがないでしょう。

■まとめ

チート行為は現実的に考えてなくなることはありません。
チート=悪 という事すら知らないような人も存在しているようです。
ですが長くゲームを楽しみたいのであればチートはするべきではありませんし、許すべきでもありません。

スポンサーリンク






Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.