ニコ生新配信(β)の仕様とか利用した感想。

ニコニコ生放送にて新配信(β)という新機能がリリースされました。
新配信(β)を利用すると1Mbpsで配信ができるとの事です。

ニコニコ生放送「新配信(β)」の提供を開始しました

というわけで実際に利用してみました。
気になったポイントごとに感想とか色々書いていきます。

■ビットレートについて

今回のメインの変更点になると思います。
ビットレートが1Mbpsになったというのは単純に高画質化しやすい環境になったと言えると思います。
ただし、エコノミータイムであれば768kbpsに再エンコードされます。
更に一般会員のエコノミータイムだと従来の384kbpsまで抑えられてしまいます。

またビットレートの数値上は以前よりも高画質化できるはずなのですが、サーバ側で再エンコードされる都合で低ビットレートだと実質的に画質が低下するみたいです。
要するにエコノミーの一般は旧システムの方が高画質になります。
またプレミアム会員が視聴する場合でも旧システムの同ビットレートと比較すると低画質になります。

1Mbpsと言えばユーザーチャンネル配信が今までも利用できたのですが、ユーザーチャンネルと比較した場合に再エンコードされる分画質に差が出るみたいです。

またタイムシフトは従来通りの画質に戻るようです。

画質としてはこんな感じだと思います。
ニコニコチャンネル放送>新配信通常時>新配信エコノミー(プレミアム)>旧配信>新配信エコノミー(一般)

■枠数上限について

新配信の仕様で同時配信できる番組数は100が上限のようです。
つまり100枠埋まっている状態だと順番待ちもできず、空きができたタイミングで枠取得する必要があります。
枠数については今後拡張する事になると思いますが現状では少なすぎると感じます。

機能実装直後は平日の昼間だったため即時テスト放送できました。
その後、ゴールデンタイムにもテストを行おうとした時には20分程度かかってしまいました。

延長は1回無料で行えるので1時間枠は可能です。
それ以上の延長は有料となるためコミュニティ特権で延長無料がついていないと長時間連続配信は難しそうです。

■配信の座席について

座席番号の表示が廃止されたようです。
また席数の上限も廃止されました。
要するに満員になることが無いようです。

ただ、どうやら来場が2000を超えると一般会員の追い出しが発生するようです。
これが仕様かバグかは分かりませんが現状では一般会員の視聴環境としては良くありません。

自分の配信では来場が1000未満かつプレミアム会員が視聴から弾かれるケースもありました。
この辺りはバグの可能性が高いですが、いちいちブラウザの更新を行うのは手間なので対応して欲しい部分です。

また、新仕様なので当然ですが外部のアプリケーションが正常に動作しない場合も多いようです。
こちらはアプリケーション開発者が対応するのを待つしかないと思います。

■サーバで再エンコードする事によるラグ

サーバで再エンコードするからラグが増えるのでは?という件についてです。
実際にテストしてみた結果、視聴環境にもよりますがラグは比較的少なめです。
数秒程度のラグしか確認できませんでした。

レスポンスに力を入れているためビットレートに対して画質が悪くなっているんではないかと感じます。
単純なラグについてはあまり心配する必要はなさそうです。

それとは別にサーバに負荷がかかっている状態だと配信自体がカクつく現象が起きるようです。
これは配信者側では(恐らく)対応できなさそうなので諦めるしかないです。

■現時点での総評

高ビットレート化したのにも関わらず再エンコードの仕様のせいで高画質化ができないという半端な状態になってしまいました。
一般会員の視聴者視点だと画質が以前より悪くなる可能性が非常に高いです。

プレミアム会員が視聴する場合に限って以前より少しだけ画質が上がります。
ただし配信のカクつきなどの問題があるため快適な視聴環境とは言えません。
カクつきについてはβという事もあるので後々改善されることを期待します。

また、現時点では長時間連続での配信が非常に難しい環境です。
高画質配信を行いたいのは主にゲーム実況だと思うのですが、1時間しか配信ができない事を考えると非常に利用しにくいです。

現時点では苦労して配信枠を確保してまで利用する価値はないと思います。
今後の改善に期待。

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